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マンガとかアニメとかゲームとか・・そんな徒然話をだらだらと。
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明日はアカデミー賞授賞式・・ということで映画のお話。
私はアカデミー賞大好きです。授賞式は毎年見てます。
というのもセレブ達のきらびやかな世界を垣間見るのが好きだから。
だからあまり作品がどうとか、今年は何が受賞したとかすぐ忘れちゃう。
実際受賞作ってあまり見ないし(笑
で、今wowowでアカデミー賞特集やってるんですが、暇なのも手伝って今更ながらにふと見てみた映画。

『ブロークバックマウンテン』
前情報・・・・男同士の20年間に渡る純愛。
んーーー難解そうだ・・ってな感じでスタート。


主演のお二人は、とっても男らしいマッチョなタイプ。カウボーイですから。
決して美少年キャラではありません。
なので、ラブシーンなど見るに耐えなかったら・・と懸念しておりましたが
まったくそんな心配はいらなかった。
ものすごく切なくて、極限に達してしまった二人の欲望が爆発した感じがなんだか妙に納得して美しいとすら思った。
その後の何度もあるキスシーンも普通にドキッとしたし。

正直私は同性愛者を理解できる頭脳を持ち合わせていない。
本来BLだって嫌いじゃないし、仕事柄一般の企業よりはゲイと呼ばれる人たちに寛大な環境で生きているし、過去にも数人ゲイの同僚がいました。
だからその時は理解していると思って一緒に遊んだりしていたけどみんな長続きはしなかった。
きっと私の奥底にある偏見に彼らは敏感に気がついていたんだろうなと今になって思います。
そんな自分も嫌なのでそれ以来好んでは近づかなくなった世界。
だから本当にアナザーワールド。
それに映画はあくまで”娯楽”ですから、若いうちはただの好奇心で無理して覗いていた色々な世界も、大人になるにつれ難解なものから遠ざかる傾向にあり、最近はかじるものといったら超が付くほどの娯楽映画ばっかりだったので終わったときに感じるぐったり感は久しぶり。
この感覚は、いい映画でいしか味わえない。大体つまわらかったら途中で止めてるし。
全体的に”美しい映画”だと思いました。

でもお話はやっぱりやりきれないでス・・・。悲しい人が沢山。
差別って人間だけにある感情なのかな・・といっぱいいた羊たちを思い出し、ふと思った。
1963年という時代だったから?
それとも圧倒的に保守派が多い土地柄のせい?
カウボーイという閉鎖的な男の世界に限ってのこと?
どちらにしても、二人が生きていくには過酷過ぎる時代。
だから、悲しい最後。
以前テレビで美輪さんが、"この時代になるまでものすごく大変だった。でも認められるように絶え続けた。"
みたいな事を仰っていた事を思い出しちょっと居たたまれない気分になりました。

イニスの奥さん アルマをやっていらっしゃった女優さん。
ものすごく良かったです。あれ、ほんときついと思います。
うちのダンナがオカポン(←ダンナの旧友)と・・てなことが・・って事ですよね。
簡単に精神いっちゃいそう。
でもすばらしい演技。確かアカデミー賞ノミネートされていたよな・・受賞はされなかったのかな?

アン・ハサウェイは相変わらず可愛いかった。
でもこんなに金髪が似合わない人だったとは驚き。


次、「17歳のカルテ」
これも重そうなテーマなので録画して放置していたのですが
この映画モードの時に見てしまおうと思います!
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