マンガとかアニメとかゲームとか・・そんな徒然話をだらだらと。
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”丸三日、二人で引きこもってた”
お気に入りのブログサイトさまでそんな言葉を拝見して、随分とまーエロいですねーと思ってしまった。
以来、怒涛の妄想が炸裂。仕事中だっちゅーの。
(ははは・・今暇なんですよ。さらに私の仕事ブース、前と後ろを囲われていて妄想安心システムなもので;笑)
えっと・・バルフレア風 プロポーズです。
バルフレアなぞなぞ好き?みたいな。(ん?)
よくわっかんないなー結局何言いたいの?的な感じなのかなと思ったもので。
題名が決まったら、週末にでもサイトの方へ移動します。
タグとか忘れちゃうくらいサイト弄ってないなぁ・・と反省。
ついでに色々整理しよ。
それにしても基本エロですか?うちのバルアシェ。純を忘れちゃいけません。でも書けないの・・。
お気に入りのブログサイトさまでそんな言葉を拝見して、随分とまーエロいですねーと思ってしまった。
以来、怒涛の妄想が炸裂。仕事中だっちゅーの。
(ははは・・今暇なんですよ。さらに私の仕事ブース、前と後ろを囲われていて妄想安心システムなもので;笑)
えっと・・バルフレア風 プロポーズです。
バルフレアなぞなぞ好き?みたいな。(ん?)
よくわっかんないなー結局何言いたいの?的な感じなのかなと思ったもので。
題名が決まったら、週末にでもサイトの方へ移動します。
タグとか忘れちゃうくらいサイト弄ってないなぁ・・と反省。
ついでに色々整理しよ。
それにしても基本エロですか?うちのバルアシェ。純を忘れちゃいけません。でも書けないの・・。
*****
分厚い石壁の向こうから、無情にも流れてくる人の気配。
突然体の中の何かが流れ始めた。
戻ってくる思考に反抗をするかのように、もう一度瞼とぎゅっと閉じた。
醒めたくない。戻りたくない。
目を開ければ、あの人がすでに隣にいない現実を知らなくてはいけない。
隙間なく閉じられたドアや窓は一切の光を遮断していて、時間の存在を忘れ去れてくれる。
また、このまま眠ってしまえばあの夢の中にいられるのだ。
目を閉じたまま向きを変えると、体の節々に痛みが走る。
その甘い気だるさに身を任せ小さく息を吐いた。
それは唐突に訪れたぽっかりと空いた予定のない日。
そのときに彼がこの街にいるのもただの偶然。
どこかにいきたいかと聞かれたけれど、私はここにいることを望んだ。
扉もあけず、誰にも合わず、何も見ず、ただ二人でここに閉じ込められたい。
そう言うと、彼は微笑み、『悪くない』と呟いた。
まる二日、その行為におぼれた。
その熱が未だ体に焼きつく。
腕、くびすじ、胸・・・残る熱の余韻。
まともな食事もとることなく、ただ、くちづけて、抱き合って、
お互いの肌のぬくもりと存在を確かめ合った。
疲れると少しだけ眠って、どちらかともなく目覚め、またお互いを探る。
触れていないと息が出来ない。そんな気すらした。
何度も何度も、繰り返される自発的なそんな感情に呑まれた。
「これじゃ猿と一緒だな」
自嘲気味に笑う彼のその声すら、愛撫に変わる。
一切の光を遮断するこの部屋にいると時間の感覚も忘れ退廃的な欲求にだけ溺れてた時。
猿にでも野獣にでもなんにでもなる。
ただ、開けたくなかった。あの重くつめたい扉を。それだけだ。
怠惰な日々は麻薬のように私の体中を犯す。
戻れるだろうか?私はそんなに意志の強い人間だろうか?
怖かった。あのときから。冷めていく夢が。
それでも、一度おきてしまった意識はもう簡単には戻らせてくれなかった。
同時に湧き上がるどうしようもない喉の渇きに辟易する。
体だけはそれを許してくれないのだろう。
やはり私はただの人間か・・つまらないものだと思う。
大きく息を吸い、うっすらと瞳をあけた。
開く視界にぽっかりと空いた空間が映り込む。
すでにそこにいないのはわかっていたが、やはり現実を知ると悲しくなるものだ。
(帰る時は私が寝ている間にして。)
その言葉を律儀に守ったのだろう。
今やシーツに残った皺だけが彼の存在をかろうじて残していた。
それでも、一度知った現実で覚悟が出来た。
起き上がろうと頭を起こすと、突如流れ出した血液が頭痛を起こさせた。
「いた…」
髪すらも重たい。ため息をつき、流れた前髪をかきあげた。
その時、瞼に金属のつめたさが触れる。
「――?」
触れた左手に視線を落とした。
左手の薬指。
-ーーーこれはなに?
小さな光の粒で囲われた指がぼんやりと見える。
それは真っ暗闇のこの部屋に入るわずかな光すらを集め、出来る限りの力で光輝いている。
(指輪?)
心臓が、早鐘を打つ。
(どうして?)
疑問符だけが頭の中をぐるぐると回る。
めまいがしそうだ。
起き上がり、ゆっくりとベッドの端に腰を下ろした。
心臓を押さえ、もう一度その指輪を眺める。
何も身に着けていない体にその指輪だけが光っていた。
ずいぶんと奇妙だ。
「あぁあ・・」
未だ違和感の残る左手を見つめながらふとそんな非難めいたため息が漏れる。
どうしてこうなのだろう。あの人は。
これはいつも体に残るあの赤い痕と同じ意味なのだろうか?
ただの独占欲の延長であればまた随分と大げさだ。
「なんなのよ。」
久しぶりに吐き出した声がのどを焼く。
指輪なんて。
ーーーーどういうつもり?
私は記憶の隅を探っていった。
『永遠を願うか?』
愛されながら、彼の口から何度か呟かれた言葉をやっとの思いで拾い出す。
『永遠?』
『そう、永遠。ずっと変わらず続くこと。』
『意味は知ってるわよ』
あれは、ただの笑い話だったはずではないのか。
だから、会話の端まで覚えてなどいない。
私はなんと答えたのだろう。
願うと言ったのだろうか?
ばかばかしいと笑ったのだろうか?
なぜ・・・覚えていないのか。
私の答えに対してあの人は何を想い、これを残していったのだろう。
わからない。もう、今となっては。
それを確認する術すら持ち合わせてはいない。
でも・・・
それでも・・・・
私は望んだはずだ。
永遠を。
触れ合う体を。
あの熱を。
離したくないと想ったはずだ。
想わなかったはずがない。
瞳を閉じる。
徐々に高鳴る胸の音に聞き入るために。
悔しい・・もっと早く目覚めればよかった。
そうすれば、この指に光る美しい光の粒を朝日の下で見れたのに。
そして立ち上がった。
大げさな装飾の施されている大きな窓に近づく。
夢から醒めるときだ。
重い扉をあけ、冷たい外気を肌に当てよう。
『ギィーーーーーー』きしむ音。
あれほど恐れていたこの扉が随分と軽く感じた。
END
イメージはエタニティリング。
『永遠』を意味するもので。
エタニティはメレダイヤを使用するのが常なので、鑑定書ってつかないけれど、バルフレアは目利きなのできっとひと粒づつ確認して、極上品を選んでいるはず。
女王さまにささげるにはささやか過ぎるかも気もしますが、アーシェには似合うと思う。マリッジリングですし♪!
突然体の中の何かが流れ始めた。
戻ってくる思考に反抗をするかのように、もう一度瞼とぎゅっと閉じた。
醒めたくない。戻りたくない。
目を開ければ、あの人がすでに隣にいない現実を知らなくてはいけない。
隙間なく閉じられたドアや窓は一切の光を遮断していて、時間の存在を忘れ去れてくれる。
また、このまま眠ってしまえばあの夢の中にいられるのだ。
目を閉じたまま向きを変えると、体の節々に痛みが走る。
その甘い気だるさに身を任せ小さく息を吐いた。
それは唐突に訪れたぽっかりと空いた予定のない日。
そのときに彼がこの街にいるのもただの偶然。
どこかにいきたいかと聞かれたけれど、私はここにいることを望んだ。
扉もあけず、誰にも合わず、何も見ず、ただ二人でここに閉じ込められたい。
そう言うと、彼は微笑み、『悪くない』と呟いた。
まる二日、その行為におぼれた。
その熱が未だ体に焼きつく。
腕、くびすじ、胸・・・残る熱の余韻。
まともな食事もとることなく、ただ、くちづけて、抱き合って、
お互いの肌のぬくもりと存在を確かめ合った。
疲れると少しだけ眠って、どちらかともなく目覚め、またお互いを探る。
触れていないと息が出来ない。そんな気すらした。
何度も何度も、繰り返される自発的なそんな感情に呑まれた。
「これじゃ猿と一緒だな」
自嘲気味に笑う彼のその声すら、愛撫に変わる。
一切の光を遮断するこの部屋にいると時間の感覚も忘れ退廃的な欲求にだけ溺れてた時。
猿にでも野獣にでもなんにでもなる。
ただ、開けたくなかった。あの重くつめたい扉を。それだけだ。
怠惰な日々は麻薬のように私の体中を犯す。
戻れるだろうか?私はそんなに意志の強い人間だろうか?
怖かった。あのときから。冷めていく夢が。
それでも、一度おきてしまった意識はもう簡単には戻らせてくれなかった。
同時に湧き上がるどうしようもない喉の渇きに辟易する。
体だけはそれを許してくれないのだろう。
やはり私はただの人間か・・つまらないものだと思う。
大きく息を吸い、うっすらと瞳をあけた。
開く視界にぽっかりと空いた空間が映り込む。
すでにそこにいないのはわかっていたが、やはり現実を知ると悲しくなるものだ。
(帰る時は私が寝ている間にして。)
その言葉を律儀に守ったのだろう。
今やシーツに残った皺だけが彼の存在をかろうじて残していた。
それでも、一度知った現実で覚悟が出来た。
起き上がろうと頭を起こすと、突如流れ出した血液が頭痛を起こさせた。
「いた…」
髪すらも重たい。ため息をつき、流れた前髪をかきあげた。
その時、瞼に金属のつめたさが触れる。
「――?」
触れた左手に視線を落とした。
左手の薬指。
-ーーーこれはなに?
小さな光の粒で囲われた指がぼんやりと見える。
それは真っ暗闇のこの部屋に入るわずかな光すらを集め、出来る限りの力で光輝いている。
(指輪?)
心臓が、早鐘を打つ。
(どうして?)
疑問符だけが頭の中をぐるぐると回る。
めまいがしそうだ。
起き上がり、ゆっくりとベッドの端に腰を下ろした。
心臓を押さえ、もう一度その指輪を眺める。
何も身に着けていない体にその指輪だけが光っていた。
ずいぶんと奇妙だ。
「あぁあ・・」
未だ違和感の残る左手を見つめながらふとそんな非難めいたため息が漏れる。
どうしてこうなのだろう。あの人は。
これはいつも体に残るあの赤い痕と同じ意味なのだろうか?
ただの独占欲の延長であればまた随分と大げさだ。
「なんなのよ。」
久しぶりに吐き出した声がのどを焼く。
指輪なんて。
ーーーーどういうつもり?
私は記憶の隅を探っていった。
『永遠を願うか?』
愛されながら、彼の口から何度か呟かれた言葉をやっとの思いで拾い出す。
『永遠?』
『そう、永遠。ずっと変わらず続くこと。』
『意味は知ってるわよ』
あれは、ただの笑い話だったはずではないのか。
だから、会話の端まで覚えてなどいない。
私はなんと答えたのだろう。
願うと言ったのだろうか?
ばかばかしいと笑ったのだろうか?
なぜ・・・覚えていないのか。
私の答えに対してあの人は何を想い、これを残していったのだろう。
わからない。もう、今となっては。
それを確認する術すら持ち合わせてはいない。
でも・・・
それでも・・・・
私は望んだはずだ。
永遠を。
触れ合う体を。
あの熱を。
離したくないと想ったはずだ。
想わなかったはずがない。
瞳を閉じる。
徐々に高鳴る胸の音に聞き入るために。
悔しい・・もっと早く目覚めればよかった。
そうすれば、この指に光る美しい光の粒を朝日の下で見れたのに。
そして立ち上がった。
大げさな装飾の施されている大きな窓に近づく。
夢から醒めるときだ。
重い扉をあけ、冷たい外気を肌に当てよう。
『ギィーーーーーー』きしむ音。
あれほど恐れていたこの扉が随分と軽く感じた。
END
イメージはエタニティリング。
『永遠』を意味するもので。
エタニティはメレダイヤを使用するのが常なので、鑑定書ってつかないけれど、バルフレアは目利きなのできっとひと粒づつ確認して、極上品を選んでいるはず。
女王さまにささげるにはささやか過ぎるかも気もしますが、アーシェには似合うと思う。マリッジリングですし♪!
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