夏の終り。 2008/08/20_Wed_14:13

ぷりーず　かむばっく・・


今朝しぶしぶベッドから起きたらまっすぐ歩けませんでした。
おっ、脳溢血？とか思った。ちっとも気分悪くないのに何故かふらつく。
そう、きっと精神面でやられてます。わかっております。
それは夢の夏休みが終わったから。
お話することは何もない夏休みでしたが、素敵な日々。

電車の窓から見た花火。
真新しい冷蔵庫。
旧友とのしがらみのない飲酒。そして二日酔い。

たのしかったもん。それなのに・・・今日から強制的に現実に戻される。
だから体が拒否したのだと思う。
なので今日は完全リハビリ。
声かけないでくれオーラ出しまくりで周囲を威嚇中（笑


そういえば、サイトですが、中途半端に弄くり出してしまって
後戻りできない状態になってしまった。
なので今更新が出来ません。
夜更かしの友のオエカキとか色々たまったのにな。
早く完成させたいな・・と思う。



夏休みの締めに、タモリさんの話。
かなり唐突。そう、あのお昼の顔のタモリさんです。
ちっと暗いので隠します。ただの戯言。

赤塚先生がお亡くなりになった。
きっと偉大な方。バカボンもアッコちゃんも知っている。
ただ、私はリアル世代ではないのだと思うので
あーーそうなんだーと若干しみじみした程度だったけど、
それが悲しいというよりもそれよりも自分自身が
驚いたはじめての経験をした事でとても印象に残っています。
初めてでした。
他人のお葬式、まったく関係ない人の、
それも芸能人の方が読み上げた弔辞を読んでボロボロと涙が出るなんて。
急激に襲われる寂しさにびっくりした。そして知りました。
あーそうか、お葬式って故人に最後の言葉を送れる
本当に最後の機会なのだ、と。
そして私の母のお葬式を思い出してしまった。
私は今まで、お葬式なんて意味がないと思ってました。
茶番だとすら思った事もあります。
ただ好奇心丸出しの人に自分の身内の亡骸をさらしたくないとも思った記憶がある。
でも今回の言葉を聞いて（読んで）憑き物が取れた感覚に陥りました。
タモリさんの言葉で赤塚先生がどんな人だったのかまったく関係にない私にも
伝わってきます。本当に素敵な人だったんだと・・。

こんな心のこもったお別れの言葉を私は母に送ってはいない。
その人を知るみんなの前であなたは素晴らしい人だったと、
私がどんなに感謝しているかを、参列者全員に知ってもらえる最後のチャンスだったのに。
それがお葬式なんだ。セレモニーなんだ。・・・残念な事をした。
結婚式も同じなんだと思う。
これからは、本当におめでとうという気持ちがある時は、
スピーチを喜んで引き受けるようにしよう。
今までも引き受けていたけど、周りのみんなには
嫌だ嫌だ言ってしまっていた。
気持ちなんて言葉に出さなければ伝わらない。

きっとそういう事なんだ。



それまでタモリさんのことを”さん”付けで呼んだ事すらないほど
私はこの方が苦手で、おもしろいと思ったことなど一度もないはずで。
お昼の長寿番組すら始まったらチャンネル変えるほど。
でも実は素晴らしい人なのかもしれない。
あんなに心のこもった言葉を送れるのだから。
・・と言ってもれからも”面白い”とは思えないかもしれないけど（苦笑


あー、それも読み上げる時に手に持っていたらしい紙。
白紙だったそうな・・。

なんだか本当に見る目変わるな。
すごいよ、タモリさん。